ごみ収集事情

日本の生活を説明していて、驚かれることの一つが、ゴミ収集事情。
ゴミ収集の曜日が決まっていて、時間も決まっていて、それより前に出しちゃいけなくてなど説明していると、そんなに大変なの?と驚かれます。
かくいう私も、ブルガリアに住む前に住んでいた日本の地域はまだゴミ分別の決まりが緩かったのに、ここ数年で日本標準(?)な厳しさになってしまったので、実家に帰る度に戸惑います。

ブルガリアのゴミ収集事情はとっても簡単。
普通のゴミは、ドーンドーンと置いてある、大きな金属製のゴミ箱に入れればいいだけ。一週間に一回くらい、ゴミ収集車がやってきて、大きなゴミ箱をひっくり返して、ゴミを回収していきます。
生ゴミなんかも捨てられるから、夏は結構悲惨だし、犬とか猫とか普通に中に入ってるけど、誰も気にしていません。
分別ゴミは、緑が、ガラスのゴミ箱。黄色が、紙・プラスチック・金属のゴミ箱です。
随分大雑把な分類ですが、ちゃんと分別しています。
ところが、しばらく前に、分別用の緑と黄色のゴミ箱が町中から消えてしまいました。
なぜ?
と思いきや、分別用のゴミ箱が新しくなって設置され始めました。

どのゴミ箱にも、缶とか瓶の絵が描いてあって、「僕をリサイクルしてくれたら、こんなことができるよ」って言っています。複数のバリエーションがあって、読んでて面白い。
でも、なぜか集合住宅地の私のアパートの近くには新しい分別用ゴミ箱がなかなか設置されません。なんでだろう。