サラダ

夏です!
暑いです!
なんにもやる気がでないこんな日々には、ご飯を作るのも面倒くさくなってしまいます。
そんな夏場に大活躍!生野菜!

夏は旬の野菜たちが安いし、
火を使う必要もないし、
おいしい!

が、しかし、
たかがサラダ。
されどサラダ。

ブルガリアでのサラダにまつわるお話です。

まず、サラダの野菜を切るときって、どんな風に切るでしょうか?
きゅうりやトマトを切ろうと思ったときに、まず出すのは包丁とまな板だと思います。
こちらでは、きゅうりやトマトは、まな板は使わずに切るのが一般的なんです。
サラダの場合は、きゅうりやトマトだけど、他の調理の場合も、根菜系とかはまな板を使わずに、空中切りをします。
でも、日本の大きい包丁ではなくて、いわゆる食卓ナイフ的なもので切るので、想像するほど危なくないです。そして、慣れると楽。
では、レタスはどうするでしょうか?
「千切る」が一般的な日本での回答だと思います。
こちらでは、包丁で切ります。他の食材と逆じゃん!って突っ込みたくなります。
あるとき、お食事に招待してもらって、これからサラダを作るというので、じゃあ何か手伝うよというと、「じゃあレタスをお願いしていいかな」という言葉と共に渡された包丁とまな板。これでどうしろと?しばらく固まって考えたけど、恐る恐るレタスを並べて、1㎝幅くらいに切ってみました。ちなみに、レタスを切るのにものすごく時間がかかっているのを見て、料理ができない人判定されたみたいです。千切ればあっという間なのに!
というわけで、自宅で作るサラダは、両方の方法のいいとこどり。つまり、レタスは千切って、野菜は空中切りして。まな板使わずに、いろいろらくちん!ちなみに人参は、チーズおろしで細かくしてサラダにいれるのが私のお気に入りです。

そんなブルガリアで一番オーソドックスなサラダは、「ショプスカサラダ」。ショプスカ地方のサラダという意味ですが、基本的には、キュウリとトマトと白チーズのサラダです。
ブルガリアの白チーズ、シレネは基本しょっぱいので、それだけでも食べれます。

ちなみに、こちらでは、ドレッシングというものがあまり売っていません。もちろんスーパーには陳列されていますが、種類が多くないし、あまり美味しくないし…。
基本的に、サラダを食べるときには、個人の好みでオリーブオイルか油、塩、酢を適当に入れて食べるのがこちらの主流です。というか、個人宅でのサラダで、それ以外を見たことがないです。
でも、ドレッシングが好きではないのかと思いきや、簡単手作りドレッシング(醤油+オリーブオイルとか、ハニーマスタードドレッシングとか)を出すと、けっこう好評だったりするので、ただ単にあまり習慣がないみたい。
確かに、塩とオリーブオイルと酢をかけるだけなのは、すごく簡単です。
ちなみに、オリーブオイルはドバドバっと多めにかけるのが、やっぱり人気です。