交差点で信号待ちをしていて、信号の色が変わり、歩いている人のシルエットになりました。
さあ、信号の色は何色でしょう。
……
日本人的に、青ですよね。
今はもう、青とは言わなくなりましたが、こちらに住み始めた当初は、英語や現地語で「信号が青になったよ」と言っては、え?という反応をされました。
正しくは、緑です。
なんで青って言ったの?って追及されたりするので、日本では、緑のことを青って描写したりするんだ!新緑なんて、青々と萌えるんだよ!なんて、適当なことを言って、ごまかしています。
ちなみに、日本に帰ったときには、青だか緑だか分からなくなって一人で混乱していました。
そのほかにも意見が分かれるのは、
太陽の色は何色か。
月の色は何色か。
などなどなどなど
文化や言語が変わると、そういった表現も変わるのが不思議です。
日本語は、描写的な表現が、日常の単語にも影響しているんだなぁと感じます。
でも、ひとつだけ納得いかないこちらの色事情!
紅茶って英語でなんでしょう。
Black tea
黒いお茶です。
この国の言語でも、黒いお茶といいます。
……
黒いか?
赤か茶色だと思う!あ、茶色ってお茶の色ってこと?でも、日本で茶って緑茶なのでは?あ、漢字だから中国のお茶?ウーロン茶?…
ともかく、Black teaは黒くない!という突っ込みを、ときどき心の中でしています。
ただ、でも、ルイボスティーはもっと赤いんですよね。
だから色的に、本当の紅茶はルイボス茶?