敬語

敬語の使い方は文化により、とてもとても違うように感じます。
日本の敬語は難しいけど、特に難しいのは、それを非日本語話者に説明するとき。謙譲語と尊敬語の違いとか、図で説明しても、なんだかあやふやな返事しか返ってきません。

ブルガリア語の敬語は簡単!二人称の主語を複数形にすれば、それが敬語です。書くときは、その最初の字を大文字にすればオッケーです。
そして、ちょっと親しくなれば、すぐに敬語解除です。ただ、そのタイミングが私には難しい。そんなにすぐにため語で話せないです。
相手が年下とか同年代なら分かるんです。あと、年長者でも、もう随分よく知り合ってるとか。でも、そこまですごくよく知っているわけではない、年上の友人に敬語なしで話すのは、私にはすごく違和感!!!でも、敬語つけて話すと、なんでそんなに他人行儀なんだって言われるし、もーーー!
ちなみに職場でも、同僚なら年齢関係無く、敬語なしですね。先輩後輩とかは、そもそもそういう意識がないように見えます。社長には敬語ですが。既婚者の皆さんも、義理のご両親には敬語なしで普通に話してます。

だけど、数年の努力のすえ、頑張って敬語なしで話せるようになりました。もちろん、必要なときには、敬語使いますよ。
なのに、去年たくさん接したお隣の国ギリシャの友人たちは、初対面では対等な間柄でも敬語を使ってる?
そして、最近気づいた事は、私、会った事がない人と電話で話すときに、敬語なしで話せない!
でも、親しいはずの間柄なのに敬語を使っていると、逆に失礼だとか言われるし。
まだまだ修行が足りません…

ちなみに、日本に帰国すると、これによる困った後遺症が。年上の親しい日本人と話すのに、敬語を使う加減が分からなくて、すごい馴れ馴れしくなってしまったり、逆に意識しすぎて、過剰な敬語になってしまったり。変な日本語使ってたらごめんなさい。