投稿をお休みしたり、バタバタとしていた原因の引っ越しですが、
いろいろと落ち着いてきたので、
ブルガリアの引っ越し事情をちょっとご紹介。
というわけで、引っ越しをしました。
ブルガリアに来てからは3回目の引っ越しになりますが、はじめて町をまたいだ引っ越しなので、いろいろと分からないところもありました。日本では引っ越しをしたことがないので(実家の最後の引っ越しのとき、私は6歳で戦力外)、日本の引っ越し事情とあまり比較出来ないのですが、聞くところによると、かなり違うみたいです。
日本では引っ越し業も発達しているけど、こちらではそんなに見かけません。ネットで探してみても、首都のソフィアなら、いろんなサービスがあるけど、遠出してもらうと高くつきそう… 今回は地方都市から地方都市への移動なので、引っ越し業者はあきらめて。
その他の方法をいろいろ聞いて回ったら、一番有力なのは、ミニバスみたいなのを運転手つきで手配する方法みたいでした。その他にも、鉄道駅に持っていって、貨物列車に乗せてもらうとか、配送業者でパレット(フォークリフトで上げ下げするやつ)を借りて業者のごとく運ぶか…
今回は、パレットを借りることに。荷物を配送業者の倉庫まで持っていって、梱包して、配送先の倉庫で保管してもらって(7営業日まで保管可)、また倉庫までとりにいって、という手間がかかりますが、今回は私にはこれが一番便利で安かったので。車がないのに、荷物はたくさんあるので、友人たちに助けてもらって実現しました。感謝です。
さて、配送方法も悩みどころですが、引っ越しのメイン作業は、「梱包」にあると思います。さて、この梱包がくせ者なのです。
引っ越し業者を使わないので(使ったところでサービス内容は分からないけど)、ダンボールを自分でかき集めないといけません。でも、大きいスーパーだとダンボールくれなかったり、小さいスーパーだとちゃっちい箱しかなかったり。アパートの目の前に地元スーパーがあるので、そこの常連だったんですが、いらないダンボールがないか、しょっちゅう聞きに行ったので、引っ越す直前になって、お店の人の顔見知りが増えました。(しかも基本的にダンボールないって言われる…)
ちなみに賃貸事情も日本とは全然違って、家具つきとかでお部屋を貸しています。とっても便利なのですが、徹底的な掃除が必要です。以前に人が住んでいて、前の人が越したまま、そのまま放置みたいなところがほとんどなので。ときに、リフォームしてあったり、掃除してあると言われることもあるようですが、要掃除!です。雑巾、スポンジ類が真っ黒になりまくります!漂白とか除菌とか!
ときおり修理の必要性に気づいて、大家さんに交渉してみたり。
日本での賃貸ってどういうシステムになっているのか分からないけど、こちらでの賃貸契約は、大家さんと一対一になります。不動産代理店を通してお部屋探しをすれば、代理店が契約書を作ってくれるところまではしてくれるけど、その後は基本全て大家さんと借り手の一対一のやり取りになります。だから、大家さんの性格とかが、かなり快適さを左右することに。今回のアパートの大家さんは、車で30分くらいの山の中にある町に住んでいて、なかなかこの町までこれないので、いろいろとこちらの自由にさせてくれます。
まだ、慣れないといけないことはたくさんあるけど、
とりあえず、お城づくりも落ち着いて、
無事に9月を迎えられたので、一安心です。