ブルガリア風ごはん

以前、炊き込みご飯の話をしました。
(こちらが参考の記事です→リンク
ツナで炊き込みご飯を作る~という話を読んだ母が教えてくれたのが、ツナとミックスベジタブルで作る洋風のピラフ風ご飯でした。
へ~、やってみよ~と思ったものの、なんだかんだで時がすぎ。というか、ミックスベジタブルがない…。
ので、とりあえず、ミックスベジタブル買ってみました。
ツナは、美味しい缶は高くて高級品なので、今回はハムで代用です。美味しくないツナ缶は、とても悲しい…。
炊き込みご飯の要領で、ブイヨンとミックスベジタブルとハムを入れて、炊いてみました。
でも。
ミックスベジタブルが美味しくない。
もうちょっと高級ベジタブルじゃないといけないのかなあ。
美味しい食材で一度食べてみたいですね。

さて、ミックスベジタブルどうしよう。
素材の味を活かす料理には使えないし…。
というわけで、しばらく使い道に迷っていたのですが、先日もう一度米とミックスベジタブルのリベンジをしてみようと思い立ちました。
もちろん、同じ方法ではなく、じゃあ、どう料理しよう…と思っていたときに頭をよぎったのが、以前ブルガリア人の友人に教わった、米のオーブン料理でした。
ブルガリアで(私の思う)最も一般的な調理方法はオーブンです。基本、ブルガリア料理はオーブン料理です。(スープ以外は)
もちろん、米もオーブンで料理します。
私個人は、ブルガリアの米料理を何度も食べたことがあるし、レシピも聞いたことがあったのですが、一度も料理してみたことはありませんでした。なので、この度初挑戦のブルガリア風ご飯です。

作りかたは大体こんな感じです。
具材を切る(今回は、玉ねぎを粗みじん切り、肉を一口サイズに)
具を炒める
米を投入(今回は1合分くらい)して一緒に炒める
油が全体に馴染んだら、耐熱容器にいれて、米の3倍くらい(つまり今回は3合分くらい)の水をいれる
温めておいたオーブンに入れて、様子を見ながら20~30分。途中水がなくなったら足す
米が柔らかくなっていたら出来上がり

以前にも書いたとおり、米は野菜カウントなので、こちらではこれがパンのおかずです。そして、本場レシピだと、もうちょっと油を使うのですが、今回はかなり控えめにしました。(でも、味はあまり変わらないと思う)
日本の米料理とも、リゾットなどともちょっと違うお米料理ですが、よかったら試してみてください。
ちなみに、調理に要する時間はかなり短くて済みます。まず、米の下準備(研いで水に浸す)が要らないこと。具を切って炒めれば、あとはオーブンに放置でできるので、とってもらくちんです。
たぶん、また作ります。ミックスベジタブルもまだあるし。
美味しくないミックスベジタブルの使い道とかあったら是非教えていただきたいです…。

お米の話の余談ですが、こちらでオニギリを作って、お昼に軽食として食べていると聞かれるのが、「なんでお米落ちてこないの?」…。こちらで白ご飯を調理するときは、パスタみたいに茹でるのでボロボロになるし、リゾットとかオーブン調理にするときは、ベチョベチョになるので、こちらの調理法では、オニギリの再現は難しいんです。